CMC(カルボキシメチルセルロース)のついてのFAQ

CMCに ついてよく寄せられるお問合せについてお答えします。

Q)CMCは 安全な物質 ですか?

A)CMC は、古くから 食品添加物として国内外で認可されており、医薬品にも使用されてる安全な 水溶性高分子です。例えばCMCは食品添加物として一日摂取量の制限はな いとJECFA※から認められています。また、主原料がセルロースである ため生分解性もあり、環境負荷の少ない物質です。
※FAO/ WHO Joint Expert Committee on Food Additives

Q)CMCは安定した物質で しょうか?

A)CMCはセ ルロースと同様に解重合による多少の粘度低下は起こりますが、天 然の水溶性高分子と比較して安定性の高い水溶性高分子です。  

Q)CMCにはどのような種 類がありますか?

A)CMCの種類は、主とし て「粘度」「置換度」「純度」により分類されます。

Q)CMCは どのように溶かした らよいでしょうか?

A)CMCは 水溶性ですが、一般 の水溶性高分子と同様に、まず膨潤し、それから徐々に溶解します。

  しかし、 CMCそのものは、 粒子自身の溶解が極めて早いため、粒子同士の集合粘着(一般にママコと呼ばれてい ます)が生じ、ママコ内部への水の浸透が著しく阻害されます。したがって、早く溶解するためにはで きるだけママコを作らないことが重要です。
◇攪拌しながら少量ず つ投入する。
 まず、容器に水を入れ、水面付近を 激しく攪拌しながら、CMCをできるだけ少量づつ投入する。
  この場合、目の粗いふるいを通しながら投入する のも一法です。
◇粉末原料と予備混合し投入する。
 他の粉末原料(例えば、砂糖・ 無機の粉末原料など)と併用する場合は、CMCの粒子同士の集合を
 
防止するために、あらかじめそれらと 良く混合して上記の方法を用いて溶解します。
◇有機溶剤に分散させる。
 有機溶剤を併用する場合は、有機溶 剤にCMCを分散(有機溶剤には不溶)させたうえで、攪拌水
 
に投入すれば、ほとんど瞬時に溶解し ます。

Q)CMCの 保管方法で 注意する点はありますか?

A)CMCは多くの水溶性高分子 と同様に吸湿性を持っています。開封後長く放置する場合は、
「密 封する」「密閉容器に入れる」など、出来るだけ外気に触れないようにして、直射日光を避け
湿度の低い換気の良い場所に保管してください。

Q)CMCを長期間使わなかった場 合、品 質に影響はないでしょうか?

A)粘度低下、pH変化がありま すので、出来るだけ 品質保証期間内にお使いください。

Q)CMCを溶かした状態で保管 する場合の注意点はありま すか?

A)CMC水溶液は天然水溶性高 分子に比べ変質しにくいですが、微生物を多く含 む水を用いた場合は

    腐敗分解し粘度低下する場合があ ります。必要時に必要 な量を溶かしてお使いください。
どうしても、水溶液で保管する必要がある場合に は、殺菌・消毒 した清潔な容器に密封し、
可能であれば防腐剤をお使いください。

Q)CMC の粉体を取り扱う場合、どのようなことに気をつけたらよいでしょうか?

A)CMCの粉塵は静電 気を発生しやすい性質がありますので粉 塵発生を抑えて取り扱うと同時に
局所排気装置を用いてください。
床にこぼれた場合は掃き集めて回収して ください。

Q)不要になっ たCMCはどのように廃棄した らよいでしょうか?

A)CMCの廃 棄については、販売代理店にご 相談ください。

Q)CMCの国 内外の登録状況をおしえてくだ さい。

A)下表の通り です。